世界一周スタート!This is my story,my journey.

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2018年1月11日

とうとう僕の世界一周がスタート!!!

 

せっかくなかなかできない貴重な経験をするんだから、

いつでも細かく思い出せるように、

大切な思い出たちを忘れないように

ブログにゆるーく書いていこうと思う。

 

といっても、この記事書いてるのチェコのドミトリー。。

 

世界一周を初めて約2ヶ月あたりです。。(笑)

 

本当はスマホのメモアプリに自分で日記書いてたんだけど、

写真とか添付できないし味気ないなと思って、

ブログに移行(笑)

 

文章は苦手ですが、自分のために書いていこうと思います。

 

これも挑戦ってことで。

とりあえずやってみる。

 

 

どうぞよろしくお願いします。。

 

 

人生初の「行ってきます」

 

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今まで沖縄も親元も長期間離れたことがない。

あるのはせいぜい海外インターンシップ

シンガポールに行った時の約2週間くらい。

 

だから、世界一周で約半年沖縄、親元を離れるのは

人生初のことだった。

 

僕はいつでも親に頼ってばっかだったし

周りの友達にも甘えてばっかだったから、

 

「どれだけ自分の力で生きていけるのか。」

 

それも旅に出たキッカケの1つだった。

 

孤独に弱い自分が嫌だったし、

大人になりきれてない自分が嫌だったから。

 

まあ、そんなわけで初の「行ってきます」だったんだけど

僕が飛び立った1月11日は普通に平日な訳で。。

 

僕が起きた頃には父は仕事ですでに家にいなくて、

母も家を出る直前だった。

 

「じゃあね、ゆうた、気をつけるのよー」

 

ガチャンっ

 

そう言って、母は行ってしまった。

 

特にこれといったお別れはなかった。(笑)

 

 

僕が適当な性格なのは母親ゆずりなのかもしれない。。

 

 

まあ、僕も僕でフライト当日になっても

特に実感がなく「ばいばーい」で終わったんだけども。

 

 

そのあと、いちよ祖父母にも挨拶しておこうと思って

家を訪ねたらおばあちゃんはいないみたいで

おじいちゃんが出てきた。

 

 

おじいちゃんに

 

「じゃあね。行ってきます」

 

と一言告げると、抱きしめられて

 

「気をつけて。世界のように器のでかい男になってくるんだよ」

 

と言われた。

 

 

おじいちゃんとのお別れのほうがうるっときた。(笑)

 

 

そんなこんなで

最後は小学、中学、高校、大学、部活

ずっと一緒の相棒に空港まで送ってもらい

無事、僕の旅は始まった。

 

 

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早速34時間の長期フライト。。。

 

最初の目的地はカナダのイエローナイフだった。

イエローナイフはオーロラが90%以上の確率で見れることで有名で最初からオーロラを見れる!!とわくわくしていた。

 

 

ただ、ど田舎だしアクセスが不便で

沖縄⇨韓国⇨シアトル⇨エドモント⇨イエローナイフ

という3回乗り継ぎの地獄スケジュールだった。

 

特に韓国からシアトルまでの10時間フライトは

かなりしんどかった。

 

 

実は前日から風邪気味でちょっと熱があるっぽかった。

しかも空港で水を買うのを忘れて、、、

 

飛行機で暑いし、喉乾くし、エンジン近くの席で

エンジン音うるさくてねれないし。。。

 

 

これを10時間耐えなければならなかった。。。

 

 

最初からハードだなって思ったけど

最初の旅の試練きたぁー!って感じで

イエローナイフに着いた時は若干嬉しかった。。(笑)

 

 

イエローナイフでは友達のアトムが待ってた。

 

アトムは9月に世界一周を始めてて、

カナダで合流する予定だった。

 

 

そう、僕がカナダから始まったのも

アトムに合わせたためだった。

 

アトムにはこれから約二ヶ月南米までの間お世話になる。

 

それまでは実はひとり旅じゃないのです(笑)

 

 

とまあ、そんな具合にアトムとイエローナイフで合流。

 

 

着いたのは夜の10時だったから、

一泊の宿泊代を浮かせるために

じゃあ空港泊しよっかってことで

2人で空港の待合スペース?へ。

 

 

「空港泊」

その響きはバックパッカーっぽくて。。

旅人っぽい。

かっちょいー!

 

初の空港泊にわくわくしてると、

係の人がなにやら話しかけてきた・・・

 

 

僕は英語が全然わからないので

アトムに通訳してもらうと

 

 

「ん、24時には閉まる!?」

 

 

イエローナイフ空港は24時には閉まるとのことだった。

 

何しろ田舎だし、そうだよね。。。

 

てことで、締め出されるのが確定した僕たちは

とりあえず外に出てみようか、と外に出てみた。

 

 

それが大間違いだった。。

 

 

冬のイエローナイフを舐めすぎていた。。。

 

気温はマイナス35度。。

 

 

沖縄との気温差は50もあった。(笑)

 

 

だが、僕たちは沖縄県民。

 

普段見ることのできない雪や

口からでる白い煙に大はしゃぎ。

 

フーフーいって白い煙を出したり

雪の上を走って遊んだ。。

 

 

沖縄県民は、雪と口から出る白い煙には弱いのです。

 

 

ただ、マイナス35度の世界は

そう長いこといられるものでもなかった。

 

 

 

 

5分も経たないうちに、、、

ありがたいことに通気性抜群のニューバランスを履いてた

僕たちは足がなくなるんじゃないかと思うほど、

足先の強烈な痛みに襲われて、空港にすぐに引き返した。。(笑)

 

 

こうなったら、もうマクドナルドで一夜を明かすしかない!

 

そう考えて、mapを見てみると

3キロほど離れたところにあるじゃないか!

 

 

ってことで、タクシーを呼んでもらって

マクドナルドに行くことに。

 

 

マクナルドに到着して、タクシーから降りようとすると

タクシーのおっちゃんが、

 

「ここのマクドナルド、この時間はドライブスルーしか開いてないよ」

 

と一言。

 

 

「えええぇぇぇぇぇ」

 

 

24時間開いている飲食店を聞いてみても

ないとのこと。

 

さすが田舎。そうだよね。。

 

 

やばい、このまま放り出されたら

マイナス35度の世界で凍死してしまう。。

 

 

旅始まって1日目にして死の危険(大げさ)を感じた僕は

不安になった。

メンタル弱っ

 

いや、まだ旅に慣れてないだけです。。汗

 

 

けど、旅慣れしてるアトムが英語でなにやら交渉してくれて

タクシーのおっちゃんが夜を明かせそうな場所に

連れて行ってくれることになった。

 

 

「ああ、神。あとむ・・・」

 

 

タクシーのおっちゃんが連れて行ってくれた先は

高そうなホテルだった。

 

 

まあ、しゃーない。。。

痛い出費だけど命には換えられない。。。

 

 

そう心の中で思ってたけど、

なにやらタクシーのおっちゃんが

交渉してくれたらしく

居心地の良さそうなソファーのあるロビーに

泊めてくれることに!!!

 

 

ああ、神様!!

 

 

おっちゃんの交渉の姿がかっちょよかった。

 

「外はとても寒いんだ。頼むよ、My friend」

 

この一言が決め手となり

無事泊めてもらえることに。

 

 

「My friend」ってめっちゃかっけぇぇぇーー!

 

って、この時は思ったけど

これから先何度も聞くことになるとは

この時は思いもしなかった。。(笑)

 

 

まあ、それはいいとして

僕たちは無事に1日目を終えたのでした。